“五臓と未病”研究会

健康コラム

夏の養生法

東洋医学では、夏は心臓・小腸・血管が弱りやすく、特にこれからの時期の夏バテや様々な不調症状は「心の弱り」から来るものと考えます。
また日本独特の高温多湿の気候が「暑邪」「湿邪」を増加させ、脾胃(胃腸)の働きを低下させるため、食物を消化吸収する力が落ちたり、消化吸収した栄養からエネルギーや血液・細胞などを造る力が低下します。そのため全身の倦怠や胃腸障害・アトピーなどの皮膚病・血行障害による血圧異常・凝りや痛み・しびれの症状なども現れやすくなります。
7・8月は1年のうちで体力が最も低下する時季です。心臓と胃腸をいたわって、夏バテを予防し免疫力を高めておきましょう。

こんなことに気をつけましょう

1.汗のかきすぎに注意しましょう。
心臓に負担をかけて体を弱めます。(汗は心液)
2.朝は熱めのお風呂にさっと、夜はぬるめのお風呂にゆっくり入りましょう。
体にお湯と水を交互にかけると自律神経の鍛錬に役立ちます。
3.生もの・冷たい料理・ビールや飲物は控えめにしましょう。
よく噛んで唾液をしっかり出し、食事中の水分を控えると消化しやすくなります。
4.さらに酸味で唾液分泌を促進し、胃腸・肝臓の働きを助けましょう。
(酢・酢醤油・梅干し・レモンなど)
5.心を補う食べ物を適度に摂るようにしましょう。
ギンナン 春菊 卵黄 牛乳 ハチミツ
※特に暑がりの方には … 茶類 スイカ レタス レンコン マクワウリ 緑豆
※特に寒がりの方には … ししとう モモ リュウガン 干しナマコ