“五臓と未病”研究会

健康コラム

秋の養生法

 体力や免疫力というものは、常に数ヶ月前の体調や生活状況を反映します。
 この夏、元気だった人は夏前までの体調や生活が安定していたはずです。
 逆に夏バテや今の時期に体調不良がある人は、今冬に体調を崩しやすくなります。
 病気の原因と体に現れる症状にはこのように時間のズレがあるのです。
 これからの季節は特に「鼻-肺(気管支)-大腸-皮膚」のトラブルが起こりやすく、
 カゼ・気管支炎・喘息・咳・鼻炎・アトピー・胃腸の不調・皮膚病・神経痛・関節痛・冷えなどの
 不調が多くなります。秋冬の健康維持には、まず現在の元気力アップ、次に適切な
 栄養補給が大切です。

こんなことに気をつけましょう


①香味野菜や種実類は、夏に疲れた内臓の体力回復や安眠に役立つとともに、秋冬の寒冷(邪気)が体内に侵入するのを防いでくれます。積極的に摂るよう心がけましょう。

②生もの・冷たい料理や飲物は控えめにしましょう。よく噛んで唾液をしっかり出し、食事中の水分を控えると胃の弱りを防ぐことができます。

③適度な運動やウオーキングで酸素を積極的に取り入れましょう。ただし運動のしすぎ(発汗過多)は体を冷やし、肺を弱めるので気をつけましょう。

④乾布摩擦や温冷浴等で皮膚表面を鍛えると、肺と自律神経の鍛錬になります。

⑤肺を補う食べ物を適度に摂るようにしましょう。
 里芋 銀杏 豆乳 牛肉 アーモンド
 ※特に暑がりの方には … 大根 ゴボウ キュウリ 柿 梨
 ※特に寒がりの方には … ショウガ ニンニク シソ ネギ

⑥五臓を守る生薬の服用で気血を巡らせ内臓を守りましょう。