大 蒜(たいさん)

大蒜(たいさん)はネギ科の多年草ニンニクの球根です。
味は辛、性質は温、脾・胃・肺に働くとされています。

その薬効は古くから知られ、いろいろな病気の治療に応用されてきました。
たいへん豊富に栄養成分を含んでいますが、薬効の本体は含硫アミノ酸やミネラルなどの微量な生理活性成分にあります。
一般には強壮効果が有名ですが、本当に重要なのは「体を温めて免疫力を高める作用」です。冷えや低体温による免疫低下は、各種感染症や炎症・ガン発生に影響を及ぼしますが、そのリスクを低減してくれるのです。
アメリカ国立がん研究所で発表されたデザイナーフーズ計画では、ニンニクが抗ガン食品のトップに選ばれています。
他にも抗酸化作用や動脈硬化予防効果など優れた働きがあります。

生ニンニクは刺激が強く、貧血や潰瘍を起こすことがありますが、低温熟成して抽出した熟成ニンニクでは有用成分の増加とともに刺激成分は消失するので応用範囲が広くなります。