“五臓と未病”研究会

「お伝えしたいこと」


 我々“五臓と未病”研究会会員は、医療活動や健康相談に関わる者として常々心がけていることがあります。
 それは三つの心…三心です。

「无妄の心」 何よりも自然治癒力を重視します。
       自然治癒力を無視した治療をしてはならないという戒めでもあります。

「予の心」 予防と養生のための具体的な健康指導を目指します。

「鼎の心」 しっかりした土台とバランスを考え、再病阻止のための健康指導を目指します。


 難しい漢字ですが、それぞれ无妄(むもう)予(よ)鼎(かなえ)と読みます。いずれも四書五経(古代中国の教養書)のひとつ「易経」に出てくる言葉です。
「易経」は占いのルーツとして知られる書ですが、元々は神羅万象の変化法則を説き、変化の予測を体系化した古典です。
 无妄(むもう)予(よ)鼎(かなえ)は「易経」の六十四の卦の中に出てくる言葉で、以下のように使われています。

 「天雷无妄(てんらい むもう)」…大意は“無為自然、天の摂理に身を任せる”
 「雷地 予(らいち よ)」 …大意は“あらかじめの大切さ”
 「火風 鼎(かふう てい)」 …大意は“協力と安定”

 まさに東洋哲学、陰陽五行思想、そして東洋医学のルーツといえます。
 これが我々の基本理念です。